第6回 日本発達系作業療法学会学術大会
開 催 概 要
1. 学会概要
作業療法はこれまで、発達過程に生じる様々な障害に対し、子ども達の生活全般に対する支援を行う専門職として、一定の役割を果たしてきた。しかしながら、近年は発達障害など対象となる子どもの疾患の多様化や、子どもに関わる社会制度の改革も伴い、支援の場も、療育センターや小児病院のみならず、児童ディサービス事業、特別支援教育、職業支援など広がりを見せている。そのため、作業療法士は、こうした状況に対応し、現実的な子どもの課題の解決に貢献できるよう、新たな役割を構築する必要に迫られている。
日本発達系作業療法学会は、こうした、小児疾患および発達障害に対する作業療法に関する研究、会員相互の連絡と協力、内外の学会との連携を図り、発達障害系作業療法の発展に寄与することを目的とし、平成23年に設立した。
日本発達系作業療法学会 会長 加藤 寿宏
(京都大学医学研究科 人間健康科学系専攻 作業療法学講座)
2. 日本発達系作業療法学会 第6回学術大会概要
1) 日本発達系作業療法学会 第6回学術大会 大会長
鴨下 賢一(静岡県立こども病院)
2) 会期 平成30年3月4日(日)
3) 会場 静岡労政会館(静岡市葵区黒金町5-1)
4) 参加予定者数 約200名(作業療法士、子どもに関わる職種に就く方)
5) 学術大会テーマ
「輝き日本一 ~こどもを輝かせなくっ茶!~」
本大会テーマは、何らかの疾病や障害のある子どもたちが輝くための、作業療法士による支援や環境づくりのあり方を示している。
6) 学会概要
基調講演 福田 恵美子氏(長野保健医療大学)
「感度のよいOTでありたい~輝きながらゆったり育っているこども達~」
特別講演 久保田 絢女氏(武蔵野市地域療育相談室ハビット)
「ハンデがあっても輝ける世界 ~当事者が作業療法士になって気づいた輝きの源~」
演題発表 口述
機器展示/書籍販売
後援 一般社団法人 日本作業療法士協会
公益社団法人 静岡県作業療法士会
7) 学会開催実績
第5回学術大会 平成29年3月26日(日)首都大学東京荒川キャンパス
「子どものくらしを支援するもの~できるを叶える~」
参加者約200名(また、第1回~4回についても約100~200名の参加者で開催された。)
8)問い合わせ先
〒420-8660 静岡県静岡市葵区漆山860
静岡県立こども病院
第6回 発達系作業療法学会学術大会 大会長 鴨下 賢一
E-mail:kamokenot@gmail.com